本の印税について考えてみる

印税を得ることって、なんか、凄そうだけど、
具体的にどれくらいか調べてみた。

1.まず、基本を調べてみた

印税 – Wikipediaより

  • 出版物の場合、定価×印刷部数(若しくは実売部数)×一定割合の印税が出版社から著者に支払われる。
  • 大手の出版社の場合、印税は10%となるのが通例だが、中小出版社や見込めない新人作家やライターの場合は10%未満になったり、逆に流行作家では13%に上がることもある。
  • 印税には、発行印税と売上印税の2種類

2.まとめてある記事があった

Business Media 誠:保田隆明の時事日想:“夢の印税生活”を送るには、
本が何冊売れればいい?

  • 1000円の本の著者には、1000円×10%×1万冊=100万円の印税
  • ビジネス書の場合、初版での印刷は4000~7000冊程度である。 
  • 単行本の定価は1000~1500円程度だから、初版での原稿料は50万円~100万円ぐらいのレンジ
  • 運良く増刷がかかって1万冊以上売れるビジネス書は2割程度しかない 

3.ビジネス書で、ブームを起こした勝間本について考えてみる

勝間和代 – Wikipediaに概算の発行部数があった。

  • 無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法
  • 効率が10倍アップする新・知的生産術 
  • お金は銀行に預けるな
  • 2008年(平成20年)末現在、
    前述代表3作の累計部数は18万部、40万部、25万部
  • 勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力
    起きていることはすべて正しいも、20万部

大体、20万部以上売れているようなので、累計をざっくりと、計算してみる

 ¥1500(単価) × 10%(印税) × 200万部(20万部×10冊) = 約 2億 

4.まとめ

  • 1万部売れても、100万円程度
    • 1000円の本の著者には、1000円×10%×1万冊=100万円の印税 
  • 1万冊以上売れるビジネス書は2割程度
  • 勝間さんみたいなヒットメーカーは、次元が違う。

「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)