意思決定

決めておくこと

会社はなぜ決め事がたくさんあるか?
→ 決めておくことで、効率が上がり成果があがるから

決めておけばすぐに物事は解決する。 決めておかないばかりに、問題が発生したら右往左往して時間だけを浪費する。 また、同様な問題が発生した場合、繰り返してしまう。

※物事が決められない中間管理職の問題

決めること

状況分析を行い、将来あるべき姿を考え、判断の根拠を考え、勇気を持って決断する、決断させる。

  • 決断の機敏さ * リーダシップを高める
  • 目的や考え方を明確にし、普段から大事なことに集中し、多くの事柄の取捨選択をする
  • リーダーシップ = 意思決定

問題解決

どう対処するかの意思決定が必要

問題発生

  • 何が問題かはっきりさせること(情報の収集と分析)
  • すべての関係者からできる限りの情報を収集・精査
  • 原因をいくつか推測 「なぜ?」そうなったか
    なぜの繰り返しで、根本の問題へ

解決策の選択肢を整理

  • 選択肢の効果、リスク、コスト、人への精神的な影響を加味
    • 選択肢を比較対照。長所・短所を冷静に分析
  • 楽観主義、悲観主義でなく、経験則だけでもなく、将来の予想。
  • 直近の経験に振り回されないように
  • 議論は熱く、決断は冷静に

検証

解決策が出てきたら、もう一度そこからゴールまでの予測し、問題ないか検証 問題解決の決断する前と後を比較、なにがどう違うのか

実行

もし間違えてたら、それをすぐに改めることも大切

決断の要素

いちばん大事なことをひとつだけ言う

いろんな条件があるが、その中でも何が一番大事かということを言えるようになると、 意思決定がずいぶん簡単になる。

例えば、家を買いたいとき、「新築で」「広くて」「安くて」・・・
理想的なものにはめぐり合えない、どれにするかひとつだけ言えるようにしておくこと。

「大事なことをひとつだけ言う」ことを練習しておく。
「Make it simple (簡単にしろ)」

とくに、決め事をするときは、何が大事なのかを踏まえて、分かりやすく単純にすべき。 複雑な決め事をしておくと、必要なときに自分が何をどう決めたかわからなくなる。

いろんな要件を同時に考えてしまって、決断できなることがよくある。
→とても簡単なことだが、何が一番大事かひとつだけいえるようになっておきたい

2つの決断

理想を求めての決断

「こうありたい」「あるべき」姿をもとめる
少々のとでは結果がでないことを覚悟
ぶれない

現実に基づく決断

自分が今もっている選択肢から選ぶ。
「他によい選択肢がないから」という決断
さらによい選択肢が出てきたら変える 。

方向転換

決断に際しては、何を目指して(目的)、どのような選択肢(方向性)から、なぜ決めたか(理由)を、考えること、覚えておくこと →方向転換の際に有用

決断と覚悟

決断に迷うのは、将来の結果を、ああでもないこうでもないと考えるから。

現状を踏まえて、調査したり、予測したり、できる範囲のこともしても、将来のことは誰も断言できない。

深く考えすぎると、堂々巡りになってい、同じ思考回路から抜け出せない。

  1. やってみた
  2. やるとリスクがある
  3. 失敗したら大変
  4. でも、やめるに忍びない →1へ

3に進まず、2で終わらすこと

「リスクがあるがやってみる」として、負のサイクルを断ち切る。 リスクを覚悟すれば、決断できるはず。

  • 「リスクはあるが、なんとかなる」
  • 「失敗してもそのときは、そのとことして考える」
  • 「失敗しても、命まではとられない」などと、覚悟。

要は、そのリスクを負うことを覚悟すること

その他

  • ふだんから、自分のやりたいことは何かとか、 自分にとって一番大切かを考えていると、日常に通り過ぎていく様々なチャンスに気がつける
  • 今決めて失敗するかもしれないのと、今決めずに将来後悔するかもしれない選択肢なら、前者

「決めておくこと」をたくさん持つ

意思決定には「決めること」「決めておくこと」がある。 本質的には同じだが、時間的に違う。 何かが起きてから「(その後)決める」と、普段から決めておく。

決め事は力になる

個人でももっとたくさん決め事をしておく→仕事の向上につながる。 よりよい考えがあれば、変えればよい。

決めておけば行動力が高まる

目標があれば、実行しやすい。
決め事→仕組み チェックシートなど

決めておくと楽になる

「決めておくと悩まなくてもよい」
決めておかないと、

  • 毎回考え、選択をしなければならない
  • 環境が変化すればさらに迷う結果になる

やるべき仕事に、優先順位をキチンとつけて、サッサとこなす。 「キチンと」「サッサと」
EX)キチンと仕事の説明をして、サッサと宿題をこなす

決定できない要因

  • 結果を心配する
    期待する結果がえられないのではないか・・・
  • 行動する自信がない
    実行できない理由がこんなにある・・・
  • 慎重すぎる
    すべての要素を調べないと・・・・
  • 完ぺき主義
    すべての条件がそろわないと・・・
    完璧を求めるために、決定できない

要因に対して、どう対策するか

決めるということは 、現在ある状況や情報に基づき、また不確定要素もある中で行われること、 状況が変わったり、不確定要素が一部でも確定したりすれば、見直すことが大切

一本筋が通っているといわれる人間になる

状況の変化を発見し伝える。状況の変化に合う意思決定に迅速に変える必要がある。
小さな危険信号を早く察知し、大きな問題となる前に対処すること

ボヤを発見したら、自分が消火器を持って消そうとするだけではなく、同時に大声で「家事だ」と周りに知らせること。 自分で片付けるべきだと思いがちで、報告が遅れがち

変更のコンセンサス 関係者全員が、その変更と、変更の理由を知っているべき

決断する際にプロとコン(賛成と反対)

プロとコンの項目をノートの見開きの左右に、それぞれ書き込んでいって、比較し、どちらがよいか最終判断すること。 経験が浅いとプロとコンが、2,3個ずつぐらいしかでてこない。 目の前のことしか思い浮かばなかったり、将来のリスクなどが自分で上げられなかったりする。

さらに経験を積むと、左右のページ一杯に比較すべき項目が一瞬に思い浮かぶ、大事なことから順番に必要なプロとコンだけをリスト化できるようになり、短時間で決断できるようになる

<参考図書>

できる人はすぐ決める! 
できる人はすぐ決める!

コトの本質を見つめる

コトの本質

この本は、他の本を探している時に、偶然見つけました。
たしか、普段は立ち寄らない物理学かなにかの専門書コーナーした。

コトの本質
コトの本質
松井孝典(著)
「考えるとは何か」考えてみる「モノを見る人」から「コトの見える人」に!考える人・松井教授、人間圏のことがらを縦横無尽に語る。

ビジネスに、絶対的に正しい答えが、どこかにあるわけではない。
ある課題に対する対応は無限にあるわけで、そのうちどれが正しいかは、やってみないとわからない。

コンサルタントや評論家など、それなりの根拠を元に、予測するけど、 当たる時もあるけど、当然はずれることもある。

若い頃は、ある仕事の課題に対して、どこかにある正解を探そうとしてしまう。 どこかにある正解があると考えるから、自分で考えることから途中で逃げてしまう。

仕事の課題に対しての取り組みは、自分で考え抜いて、自分なりの結論を導きだすことだと思います。 その考えた過程がとても重要で、自分の考えた結果を支える唯一のモノです。

そこの過程を無視して、どこかにある正解を探し始めると、おかしくなります。 自分の中で、考え抜いた過程がないと、上司やお客様から指摘された時に、一気に崩れてしまいます。

自分なりの価値観という名の定規をしっかり意識することが重要です。 そして、その定規の向きも大きさも、人によって様々、違うことを理解し、 その上で、どのようにその溝を埋めて行くかが仕事を進める上で大切です。

さて、最初に示したこの本は「考える」について考察しています。
ビジネス系の自己啓発本とはひと味違います。 「考える」や「発想する」について著者の経験に基づいて具体的に記述されています。

  • 二つの目、つまり外を観察する目があり、逆に自分を外から見える目があれが、その人間は落ち着き感があり、むしろ静かにみえるはずです。
  • 内部モデルを刻々と更新していくのが生きるということ。
  • 外界と交わり、それが投影して作られた内部モデルが自分である。
  • 考えるとはなにか、見たいと思い続けているからひらめきがくる

「自分の仕事」 それは本当に自分の仕事?誰かの仕事の手伝いでは?

「仕事」について悩んだ時に、読んでみる本。

若いときは、仕事は上司から与えられるものだと思っていた。 どこからか湧いてくるもののように感じていた。

でも、仕事は湧いてくるわけではない。だれかの想いではじまるものだ。

毎日、仕事をした気になっていても、それは、単に誰かが始めた仕事の一部の作業を手伝っている だけではないだろうか?

自分の想いから、小さな提案でも、きっかけを自分が作れたならば、 きっと、それは自分の仕事と感じられる。

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)
自分の仕事をつくる (ちくま文庫)
西村佳哲(著)

魅力的なモノづくりの現場を訪ね歩き、その働き方の秘密を伝えるノンフィクション・エッセイ。他の誰も肩代わりできない「自分の仕事」をすることが、人を満足させるいい仕事の原点ではないか?「社会は働き方から変わる」という確信のもと、働き方研究家としてフィールドワークを重ねる著者による、ワークスタイルとライフスタイルの探検報告。

仕事との向き合い方、キャリアデザイン

毎日、仕事をしていると、日々に追われていて、目の前のことで、精一杯かもしれない。 けれども、キャリアプランについて考えてみることは大切だと思います。

会社が個々に対して、きめ細かな道を示してくれるわけではないです。 自分に合った道は、自分で考えて、決めるしかないです。

そう言われても、なにをどう考えたらよいかわからないかもしれません。 そんな時は、以下の本をお勧めします。

これらの本は自分が、4、5年前に読んだ本です。 当時、仕事とはなにかが、よくわからなくなっていました。 言葉でうまく言い表せないのですが、自分にとっての仕事に位置づけを見失っていたようです。 (続く)

キャリアデザイン入門〈1〉基礎力編 (日経文庫)
キャリアデザイン入門〈1〉基礎力編 (日経文庫)
大久保幸夫(著)
対人能力、対自己能力、対課題能力等、仕事に必要な力をどう身につけ、今後のステップにつなげるか実践的に解説。

キャリアデザイン入門〈2〉専門力編 (日経文庫)
キャリアデザイン入門〈2〉専門力編 (日経文庫)
大久保幸夫(著)
進むべき道の決め方や、専門知識・技術をどう磨くか、40歳以降のキャリアについて解決すべき課題を説く。

働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)
働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)
金井寿宏(著)
就職後の現実に失望する若者、疲れたミドルと元気なミドルの二極分化…。 たった一度の仕事生活を納得して送るにはどうすればいいのか。 入社、昇進、転職…人生の節目には自分を見つめ直し将来の方向性をじっくり考えるーこれが本書のおすすめする「キャリア・デザイン」。 これさえすれば、後は偶然に流される生き方も長期的にはプラスに作用する、 と著者は言う。自分らしく成長していくためのヒントを、代表的なキャリア研究、発達心理学の概念を通して紹介。 働く自分の問題として、世代を超えて役立つ本。

仕事のための12の基礎力~「キャリア」と「能力」の育て方~
仕事のための12の基礎力~「キャリア」と「能力」の育て方~ 
大久保幸夫(著)
知識でも、技術でも、資格でもない、仕事に本当に必要な“12の基礎力”を知っていますか?年齢別のキャリアと能力の効果的な開発法。人気講演のエッセンスを本にしました。

バス停留所Map 〜 地図から付近のバス停、路線を見つける 〜

バス停留所Map」を公開しました。
地図から付近のバス停、路線を見つけることができます。
いままで気付かなかった発見があるかもしれません。

このサイトは「グラフィックス」×「テクノロジー」により、
「データ」をわかりやすく表現する活動の一環として作成しました。

単なるバス停の一覧データに、地図を中心としたインタラクティブを与えることにより、どこにあるか、どことつながっているか視覚的に表現しています。

昨今「ビックデータ」というキーワードに伴って、データの活用が着目されています。国も「ビッグデータの積極活用による成長」を掲げており、様々のデータの提供を行っています。

その中で、今回は国土交通省が提供しているGIS情報のうち「バス停留所データ」に着目し、活用しています。

まだまだな点も多々ありますが、順次修正していく予定です。(週末プログラマなので進みは遅いですが)

HTML5 Canvasで描画してみる

ボックスの描画とドロップシャドウ。

HTML5のCanvasを埋め込み、Javascriptを動かす

以下のページを参考に、テーマを少し編集して、HTMLをそのまま埋められるようにしました。

カスタムフィールドでJavaScriptを記事に埋め込む WordPress – 黒川仁の文具堂ブログ三昧

埋め込んだHTMLにcanvas要素とscript要素を記述しています。
canvas要素が表示できるブラウザでは、四角が表示されます。

HTML5の要素が使えるかどうかを調べる

HTML5で、様々な機能が追加されているが、どのブラウザで利用できるかなかなかわからない。

以下のサイトが、便利だったのでメモしておきます。

Can I use… Support tables for HTML5, CSS3, etc

HTML5の機能の要素ごとに、各ブラウザのそれぞれのバージョンでサポートされているかが、表で一目でわかります。

また、検索機能もしっかりしていて、インクリメントサーチもしてくれるので、目的の要素を容易に見つけることができます。

safariで閲覧中の単語の意味を調べる方法

safariで閲覧中に、単語を調べたいときの方法は、以下の2つがあるようです。
マウス上に手がある場合は、方法2の方が素早く調べられそうです。

方法1

(1) 調べたい単語の上にマウスカーソルを合わせる。
(2) Command+Shift+Dキーを押す。

方法2

(1) 調べたい単語の上にマウスカーソルを合わせて、右クリックする。
(2) すると、単語が選択状態になり、ポップアップメニューが表示される。
(3) メニューから「調べる」を選択する。

PDFをKindleに入れるとき、余白を調整する方法

PDFをKindleやiPhoneでみる場合、デバイスサイズが小さいので、外側の余白(マージン)が邪魔になります。

Macのプレビュー.appで、簡単にトリミングできました。

自炊本の余白をサクっと切り取っちゃおう (Mac) | Azrael

画像しかトリミングができないと思い込んでいました。
PDFに対して、しかも、全ページに一括反映できるんですね。

Kindleに入れても問題なくみれました。