「仕事」について悩んだ時に、読んでみる本。
若いときは、仕事は上司から与えられるものだと思っていた。 どこからか湧いてくるもののように感じていた。
でも、仕事は湧いてくるわけではない。だれかの想いではじまるものだ。
毎日、仕事をした気になっていても、それは、単に誰かが始めた仕事の一部の作業を手伝っている だけではないだろうか?
自分の想いから、小さな提案でも、きっかけを自分が作れたならば、 きっと、それは自分の仕事と感じられる。
自分の仕事をつくる (ちくま文庫)
西村佳哲(著)魅力的なモノづくりの現場を訪ね歩き、その働き方の秘密を伝えるノンフィクション・エッセイ。他の誰も肩代わりできない「自分の仕事」をすることが、人を満足させるいい仕事の原点ではないか?「社会は働き方から変わる」という確信のもと、働き方研究家としてフィールドワークを重ねる著者による、ワークスタイルとライフスタイルの探検報告。